terra〜物語のガードナー

物語を紡ぎ出すことに人生を費やしているインディーズ作家・多部良蘭沙が、日常で感じたことを綴るブログです。どうぞ、よろしく!

人類は常に進化する

 

 

これを書いている三月上旬、

 

プーチン氏による許し難い

 

〝力による現状変更〟は、

 

激化の一途を辿っています。

 

 

世は21世紀であるというのに、

 

前世紀の遺物とも言うべき

 

社会主義時代の過ちを

 

くり返しているのは驚きですね!

 

 

しかしその一方で、

 

こんなにひどい状況のなかでも

 

〝確実に世界は

 

 良い方向へと変化している〟

 

そう感じるのです。

 

 

たとえば西側諸国が、

 

軍事介入に踏み切らない点です。

 

 

たしかに過去をふり返れば

 

「なぜ?」という疑問はあります。

 

 

単純に自国における利害を計算した結果、

 

と言われればそれまでだし、

 

また、NATO加盟国でないから、

 

というのも言い訳に聞こえます。

 

 

しかしそれでも相手が、

 

世界有数の核保有国であることを考えると、

 

間違いではないと思うのです。

 

 

つぎにロシアへの制裁です。

 

ウクライナにとっては祖国消滅の一大事

 

とはいえ、全世界的な規模で見れば

 

まだ地域的な紛争にすぎない規模の衝突です。

 

 

しかしそのために、

 

国際社会がこれほど足並みをそろえたことは、

 

今までになかったと思うのです。

 

 

この現象は国家レベルにとどまらず、

 

民間でも支援の輪が大きく広がっています。

 

 

大企業から個人まで、

 

自分ができる範囲でサポートする。

 

 

ロシアのおける経済活動の停止、

 

難民に対する食糧や宿の提供、

 

義勇兵募集への志願など。

 

 

なかにはハッカー集団によるサイバー攻撃や、

 

プーチン氏に賞金首 (?)

 

などという変わり種もあり、

 

こういったニュースは

 

今まで聞いたことがありません。

 

 

だから私は、

 

ものすごく感動しているのです!

 

人類が着実に進化している事実を

 

肌で感じていられることに。

 

 

100年前なら、

 

世界のさまざまな場所で行われていた争いが、

 

はっきり〝蛮行〟として認識され、

 

多くの国々や市民から

 

非難される時代になったのだなと。

 

 

もちろん前に書いたように

 

前時代的な感覚を持った人々は

 

まだまだいます。

 

 

また今回の侵攻によって、

 

冷戦時代に後戻りしてしまうのでは?

 

という不安もあります。

 

 

しかしそれでも、

 

「全人類の精神的成長が

 

 未来を支えている。

 

 なにも絶望する必要はないのだ!」

 

と強く思えるのです。

 

 

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